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アイペイント講座 第1夜 下描き
いきなり第1夜とか変な表題になってますが、これは私のスタイルをホームページの構成にしたからなんです(^_^; 私はアイペイントをするのはだいたい夜中ですし、3日かかって1つのヘッド仕上げるのがパターンなんですよ。そりゃあ、1日に一気呵成に仕上げようと思えばできないこともないですけど、それをやると大抵は後悔するような仕上がりになるんですね(笑) 何段階かに分けて、あとから見直すようにする方が失敗しないと思います。私の場合、1夜にかける時間はだいたい1時間から1時間半ぐらいですね。それ以上の集中力はありません(^◇^;) 第1夜は下描き段階です。 |
まず、バーントシェンナーを水で薄めて、正中線上に細い線を引きます。そして、眉間でクロスするように水平線を引きます。ちょうど眉間を中心に十字の基準線を引くことになります。 下描き段階では田宮モデリングブラシHFの面相筆・極細を使用しています。 |
次に、左右の瞳の中心点を決めます。どのようなアイペイントをするかにもよりますが、私の場合はペイント前のヘッドを見て、普通の感覚なら適正と思われる瞳の中心位置よりも若干外側に配置します。普通の感覚で適正と思う位置に描くと、どうも寄り目気味になってしまうんです。 このときに左右の中心位置を合わせるために、デバイダーで中心からの距離が左右で等しいかをきっちり測ります。左右対称か神経質になりすぎることもないかと思いますが、最低限、瞳の位置はきちんと左右対称になるようにすべきだと思います。そうしないとあとでのリカバリーは不可能に近いですから。 |
瞳の中心位置が決まれば、そこから写真のように上下に垂直線を引きます。下方向にはそこそこの長さでかまいませんが、上方向には少し長めに引きます(その理由は後ほど)。 |
この線の上に、瞳の外縁部の位置を決め、印を入れます。この場合もデバイダーを使って左右で等しくなるように注意して印を入れます。 |
印を頼りに瞳の輪郭を描きます。 私の場合、大抵、瞳は正円なので上下だけ決めてフリーハンドで描きますが、アニメキャラ系のアイペイントで縦長の楕円の場合には、左右の位置も決めた方がいいと思います。 |
瞳の輪郭が決まれば、そこに付加する形で上まぶたと下まぶたのラインを描き込みます。これでほぼアイペイントの形が決まります。このときにきっちりしたイメージで描かないと仕上がりに響きますので、納得いくまで描き直してください。 |
私は瞳の下描き段階で、眉の位置まで決めてしまいます。初めの頃は眉を左右対称に描けずに苦労しましたが、下描き段階で描いてしまう方が楽だということに気づきました。一番のポイントは、瞳の垂直方向の基準線と眉の交差する点を左右で等しくすることにあります。垂直方向の基準線を上方向には長めに描いておいてもらったのはこれが理由です。 私は右利きなので、向かって左側の眉を描くのが苦手です。したがって、先に左側の眉を描いておいて、それに合わせるように右側の眉を描くと上手くいくと思います。 |
これで下描きは完了です。リムーバーと綿棒を駆使して、不要となった基準線を消しておきます。 第1夜はこれまでです。第2夜は瞳のグラデーションがメインとなります。 |
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