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お湯パーマ カール編
ここからは、お湯パーマの応用です。通常、お湯パーマは植毛のクセを取るため、即ちストレートパーマにするために行いますが、ここではカールをかけるパーマを行ってみたいと思います。 用意するものは、100均で買ってきた木製玩具で、棒状のパーツです(100均はいいですね。使えそうなものがいっぱい売ってるし、しかも安い(笑))。(写真1) |
(写真1) | |
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棒の真ん中にスリットが入ってるのがポイント(写真2)。このスリットの部分、ささくれ立っているところもあるので、アートナイフとかを使って軽く削っておきます。写真3は、以前ボークスで売っていたカーラーです。大変便利なんですが、私は2個しか持ってません。もっと買っておくべきだった…ボークスさん、ぜひ再販お願いします<m(__)m> |
(写真2) | (写真3) | ||
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棒の真ん中のスリット部分に、適当な量に分けた髪の先を少し挟むようにして、くるくるとカールを掛けたい部分まで巻いていきます。巻き終わったら、スリットの両側から挟み込むような形で輪ゴムで止めます(写真4、5)。 |
(写真4) | (写真5) | ||
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この状態で、通常のお湯パーマと同じように、80度以上の熱湯をかけて、2、3日自然乾燥させます。 乾燥したら、輪ゴムを外して、カーラーを取ります。すると、写真6、7のようになります(ちょっとパーマ掛かりすぎましたね…名古屋嬢も真っ青(笑))。 |
(写真6) | (写真7) | ||
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このままでは収まりがつかないので、少しヘアメイクしておきます。使う道具は写真8と9。写真8の方は上からブラシ、櫛、鶴首ピンセット。写真9の方は100均で買ってきたヘアカッター(カミソリを内蔵した櫛)。 まずブラシでとかしてみると髪の先の方がもつれて引っかかります。パーマかけると不可避で仕方ないので先の引っかかった部分だけヘアカッターで切り落とします。全体の処理が済んだら、霧吹きで全体を湿らせて、鶴首ピンセットで適当なカールの分量ごとに取り分けます。それを櫛でといたあと、先に向かって徐々に髪の量を減らすようにヘアカッターでカットしていきます。この作業を植毛全体に行ってください。 |
(写真8) | (写真9) | ||
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で、全体の処理の終わった写真が10と11です。このときはまだ髪が湿っているのでボリュームが少なく見えますが、乾燥するとまたボリュームが増えます。作るキャラのイメージと相談して、髪の量を調節してください。 |
(写真10) | (写真11) | ||
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